4日目、@すさみ。(インターン)

折り返しの4日目。

すさみ町に新しくオープンした「多世代交流施設イコラ」にて、廣本さんのワークショップのお手伝いをしました。

 

ワークショップの参加者は、小学4〜6年生までの8人。それぞれがすさみの海にいる生物を描き、それを一枚の大きな模造紙に持ち寄って「すさみの海」を作りました。

 

ワークショップの準備として、参考にするための海の生物の写真を印刷。すさみに対してほぼ無知な私は、まずはすさみの海についてのお勉強から始まりです。

想像以上に多様な生態系が存在していました。

 

そしてワークショップが始まりました。各々好きな生物を選び、夢中になって書くその横顔は、みんながまさにアーティストです。

柔軟な発想力と、夢中になると発揮される集中力。分けて欲しいくらいでしたね。

それでもやはり小学生だからでしょうか。床のそこら中がパレット状態。雑巾で必死に抵抗しました。そして手を貸してと言われたら、腕までパレットに。そのパワフルさ、恐れ入りました。

 

そしてそして絵は完成。壁に立てかけたのですが、自分の書きたいものが書き終われば終了、立てかける状態を見ずして子供たちは全員姿を消しました。その潔さ、やはり分けて欲しかったです。

けれども「絵、出来たよー。」の声を合図にどこからか徒競走の始まり。みんな一斉に本気のダッシュ。絵の完成が嬉しいのか、はたまた走りたい年頃なのか。おそらく後者でしょう。

 

しかし完成した作品は見事なもの。とても素敵です。イコラの入り口に飾られているのでぜひ。

 

この時期からこのようなワークショップの体験ができる機会にあり、またアートが身近に存在しているこの子たちは非常に恵まれているなと感じました。その価値には気づいているのかな?早く気づいて欲しいと思いました。

 

 

今日も今日とて一日を通して和歌山の素敵さに気づきました。

あと半分で終わり。楽しい時はあっという間に過ぎるものです…

 

(文・はたまさ)