500マイル(インターン)

 

 

8月17日

 

 

今日は山長商店という材木屋さんのお話を伺

いました。

 

 

木の工場見学です!

 

 

 

山長商店は、扇ヶ浜に設置する『積み木の茶

室』にも木材を提供しているお店です。

 

 

 

(制作途中の積み木の茶室)

 

 

 

 

 

山長商店は人と木の関わりを深めることに積

極的に取り組んでいました。

 

 

 

私達が住んでいる家は、木が無ければ大抵建

ちません。

 

 

 

 

でもその木の存在は、意外と意識されていな

いのではないでしょうか。

 

 

 

私達の生活を日々支える〝木〟。

 

 

 

意識してみようというきっかけになりまし

た。

 

 

山長商店はそのために、住宅という大きな商

品ではなく、つみきやバスマットの枠など小

さな商品から、木に触れる機会を増やしてい

ました。

 

 

(バスマットの枠の部分。中の素材は卵の殻の再利用)

 

 

 

田舎であっても都会であっても木という存在

は近くて遠い。

 

 

 

家も、住んでしまうと意外とわからない存

在。

 

 

その寂しい状況を無くそうとする努力をされ

ていました。

 

 

 

山長商店ではスギとヒノキの2種類を主に製品

化しています。

 

 

赤みが強いのがスギで薄ピンクなのがヒノ

キ、という見分け方。

 

 

香りが良いのがヒノキ、でした(個人的に)。

 

 


(向かって右がヒノキで、左がスギ)

 

 

 

 

紀州材の特徴は木の中心が製材された四角の

中の真ん中にあり、素直な所です。

 

 

そして年輪の目が詰まっている所です。

 

 

 

 

 

 

目が詰まっていると強度が増すので木材とし

て使用した時に長持ちします。

 

 

 

紀州材はとても質が良いのです。

 

 

家を建てる際、大体120本程の木を使用します。

 

 

そして一本分の木、一体いくらでしょう?

 

 

 

……

 

 

 

 

 

正解は5000円程度だそうです。

 

 

 

 

 

 

木は植林から伐採、製品化されるまで60年掛

かります。

 

 

 

安いでしょうか、高いでしょうか。

 

 

 

私は今回のお話を伺って、将来ヒノキ

の木で家を建てたいと思いました。

 

 

 

コンクリートなどの人工的な素材よりも、圧

倒的に人に落ち着きを与える〝木〟。

 

 

 

 

こだわりにこだわりを重ねて作られた山長商

店の木材を使った家に、いつか住めたらいい

な。

 

 

 

普通に暮らしていたら、木のことなんて考え

もしませんが、今回こうしてお話を聞けたこ

とによって関心が持てました。

 

 

 

 

出会えてよかった!

紀州材ヒノキ!

いつかお世話になります!!

 

 

 

という感じでございました。

 

 

 

 

 

 

 

そしてそして!レセプションパーティーで

す。

 

 

 

 

トレイナートに携わった方々をお迎えして扇

ヶ浜の海辺でパーティーをします。

 

 

 


夕焼けはビールを美味しくさせるなぁ〜!!

 

 

 

 

インターンズは受付をしたり、Barをしたり

と、お手伝いさせて頂きました。

 

 

 

準備中、ふと、ギターと共に歌声が聞こえて

きました。

 

 

 

 

 

本日の特別ライブ!シンガソングライターの

円香さんです!

 

 

 

 

一時期私がとても好きで聞いていた『500マ

イル』をリハーサルで歌っていました。

 

 

 

 

 

 

 

〝次の汽車が駅に着いたら
この街を離れ遠く
Five hundred miles… from my home

ひとつふたつみっつよっつ
思い出数えて500マイル
優しい人よ愛しい友よ
懐かしい家よさようなら〟

 

 

 

 

 

 

ターコイズブルーのきのくに線はたくさんの

人を和歌山の地に運び、そして何処か別の場

所へ運んできたはずです。

 

 

 

電車とは物語だと、日々感じます。

駅は、どこにでもいける魔法の入り口です。

 

 

 

 

この曲を聴きながらそんなことを思ってい

た、レセプションパーティーでした。

 

 

 

 

 

 

 

〜今日の一句〜

いつかまた
会えたらいいな
この場所で

 

 

 

 

(有)