6日目、濃な日。(インターン)
この日、いよいよ開幕した紀の国トレイナート。その戴帽式が田辺駅で行われました。
戴帽式には多くのメディア、来賓の方々がいらっしゃって、改めてトレイナートの取り組みのスケールを感じました。
こうしてみると作家さんもとても多いですね。
自分たちの用意した駅名パネルを持っているのを見ると、関われたという実感が強く湧きました。
この日、私の任務は「マイク(スピーカー)(運び)係」。
普段このような機材に触れることはまずないので仕組みから使い方から新鮮でした。
いや、ほぼトレーニングです。
これまた直線特化型のキャスターを備えているためカーブは持ち上げ、
袋から取り出すとキャスターはないため使用中に移動させるには持ち上げ、
その他でこぼこ道段差諸々では当然持ち上げる必要有りでした。
運動不足と疲れが相まって、時間を重ねるにつれ重みが増していく、そんな感覚に、、
いやあれは増していました。
そんなスピーカーを通して語られた、
戴帽式のMC。
車掌さんの読み上げる詩。
作家さんの作品の説明。
どれも素敵で頑張った甲斐がありました。
お昼からはウエストコーストダイブヘ。
作品を観る時、もし1人では消化不良に陥ったり、気づかない点があったり。
作家さんと一緒に周り、説明を聞く。深い理解に繋がる。もっと知りたくなる。
とても贅沢です。
1番の驚きは「串本海中公園」。
正直、海中公園という名前から、海辺に広場があって気持ち程度の文化施設的なものがあるくらいなところなのかなと、、
実際は、
串本の海水をそのまま使用していて洗うことなく自然に近い状態の水槽、海の様子を垣間見れる海中展望塔、
などなど盛りだくさんの施設。
恐れ入りました。埼玉にあればリピーターです。
バックヤードツアーでは普段は入ることのない水族館の裏側を覗きました。
途中、ウミガメ・ヒトデなどと直接触れ合える機会がありました。
が、ヌメヌメするものが苦手でスーパーの魚すら触れられない私。
ウミガメやヒトデ界隈で賑わいを見せている様子を、安全な距離を保って傍観しておりました。
"せっかくの機会"
享受できるよういつかは克服したいものです、、
ガラス一枚を挟めばこっちのもの。
その後の水族館、それはそれは楽しむことができました。
もちろん水族館だけでなくたくさんのこと、経験しました。書ききれない想いもたくさんあります。
とにかく濃ゆい素晴らしすぎる1日でした。
自分なりのトレイナートの本質、ここにある気がします。
この日も思うのが、
やっぱりいいとこ和歌山県。みかんと熊野古道だけじゃないです。
移住したさ、高まります。
(文・はたまさ)