6日目 開幕・ウエストコーストダイブ(インターン)

6日目はついに紀の国トレイナート開幕の日

紀伊田辺駅でアーティスト駅長への戴帽式が行われました。

駅名パネルを持ったアーティストの方々が支社長から戴帽します。

戴帽式のあとはホームでアーティスト駅長が発車の合図をしました。

全員が揃って合図をするのは壮観で、トレイナートが始まったという実感が湧いてきます。

 

そのあとはウエストコーストダイブへ。

ウエストコーストダイブでは周参見駅、紀伊有田駅、串本駅、紀伊田辺駅を巡ります。

まず、すさみ町の多世代交流施設「イコラ」に伺いカフェAmazonで昼食をとり、イコラを建築した広谷さんのアーティストトークが行われました。

もともとの建築を生かしつつも新しい空間を作り出されていて

 

 

つぎは電車で紀伊有田駅へ。

車内では詩人の永方佑樹さんの「車掌さんのための詩」を車掌さんが朗読します。

車内アナウンスのなかに組み込まれたような詩で、電車の走る音とあいまってとても感動しました。

 

 

紀伊有田駅の駅舎では画家まつおさんのアーティストトークがありました。

駅舎の絵は、近くの串本の海をシュノーケリングなどで取材して描かれたそうです。

海の様々な生き物だったり、山と海の繋がりだったり、ポップで鮮やかに串本の海が描かれていました。駅舎の待合室にも描かれていて、駅の待ち時間も楽しくなるだろうなと感じました。

来年も今年までの絵に描き加えたいとおっしゃっていたので、さらにバージョンアップした紀伊有田駅が楽しみです。

 

つぎは、紀伊有田駅から歩いて串本海中公園へ。少しだけ熊野古道も通りました。

串本海中公園は海中展望塔しかないのかと思っていましたが中が水族館になっていました。串本の海を再現した水槽もあってとても充実しています。

バックヤードツアーも行われ、ウミガメの赤ちゃんと触れ合ったり、ウミガメやヒトデなど海の生き物の生態についてのお話しを聞きました。ほかにも屋上などから水槽を覗かせてもらうなど、すごく楽しく勉強になるツアーでした。

 

最後はバスで串本駅まで向かい、串本駅を担当された林憲昭さんのアーティストトーク。

林さんの作品は串本沖で起きたエルトゥールル号遭難事件がモチーフになっているそうです。

天井に吊られた青写真が、串本の海を海中から見上げたようでとても美しいです。

 

ウエストコーストダイブは制作のお話を聞けたり、町歩きができたりと大人の遠足のような雰囲気でした。

ローカルダイブの1回目でしたがすごく楽しい企画だったので、これから9月まであるダイブも絶対に楽しくなるだろうなと思いました。

毎週末と祝日にローカルダイブが行われるのでぜひ参加なさってみてください。

はなかわ