アート

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車窓アート

紀伊半島「車窓アート」プロジェクト、はじまる。

紀の国トレイナートは6年目となる今年、新たな企画を立ち上げます。走行する列車の車窓から、紀伊半島の風景のなかにアートを鑑賞する「車窓アート」プロジェクト。御坊駅から新宮駅沿線の12の地域で、12人のアーティストが滞在制作し風景の中に「車窓アート」を表現します。地域の人々の協力のもと成立する本企画は、ときに多くの人々の手をかり共に作品を作り上げたり、あたたかく見守っていただいたり、各地で12の物語を紡ぎ出すような制作が始まっています。車窓を絵画の額縁と見立て、紀伊半島の風景を借景として作品は成立します。列車に乗るすべての人は鑑賞者に。流れる車窓に映るのはあなたの心かもしれない。12のアーティストたちの奮闘が、表現の発露が、どのように結実するのか。紀伊半島を舞台とした壮大なアートプロジェクトの第一幕は、臨時アート列車紀の国トレイナート号に結実してゆきます。作品前で列車は徐行運転し、車内放送にて作品解説を生放送。この秋、全くあたらしいアートプロジェクトの誕生に立ち会いにいらしてください。

2019参加作家

岩塚一恵 / 加藤文子 / 杉原信幸×中村綾花 / 郷さとこ / 河合進 / 広谷純弘 / 山本祐也 / 木村崇人 / 半谷学  / 渋田薫 / 深尾尚子 / 宮嵜浩 / 石田真也 /  小山和則 / 唐口一之 / Jimanica / 円香

ローカルダイブアート

2014年より駅舎アートの制作を進めてきた紀の国トレイナートが2017年あらたに立ち上げたコンセプト「ローカルダイブ」。列車を降りて駅からまちへ。深く地域に潜るように探索するプロジェクトのアートバージョンを2019年あらたに展開します。田辺市、世界遺産闘鶏神社1600年を祝って、星の光でまちを照らす木村崇人「木もれ陽プロジェクト」、紀伊半島のそのまた半島に位置する太地町の独自の文化を作品に表現する石田真也「echolocation」、そして6年連続の登場となる広谷純弘「積木の茶室」と山本裕也のコラボレーションは今年は紀伊田辺駅前広場に展開されます。地域をつなぐ拠点となる、あるいは旅の目的地となるアートのかたちとは。アーティストたちのローカルダイブが始まります。

2019参加作家

木村崇人 / 広谷純弘 / 石田真也


=車窓アート 青=駅舎アート

駅舎アート

2014年から5年間の間に制作されてきた駅舎アートの中から、今なお現存する作品を紹介いたします。アーティストたちの表現の軌跡を巡る列車旅をお楽しみください。

もう見ることのできない作品

2014年から5年間の間に制作されてきた駅舎アート。中でも、すでに見ることのできなくなった作品を掲載しています。