森の幾何学・積木の茶室-4

広谷純弘 + 東京理科大ブロックシステム研究会

家をつくるとき、森から木を切り出して、四角形にしたり丸くしたりして柱や梁をつくる。森を歩いていると、木漏れ日に幾何学を感じる時がある。建築ももっと小さな単位でつくってみたら、自然に近づくように思えた。小さな幾何学を組み合わせて、森を再構築したい。

建築家・株式会社 アーキヴィジョン広谷スタジオ 代表取締役(2006年~)
和歌山大学  客員教授(2013年~)
東京理科大学 非常勤講師(2006年~)

 

1956年 和歌山県和歌山市に生まれる
1975年 和歌山県立桐蔭高校卒業
1980年 東京理科大学工学部建築学科卒業
株式会社建築研究所アーキヴィジョン入社
1990年 同社取締役
2006年 株式会社アーキヴィジョン広谷スタジオ設立

■主な作品
東京理科大学神楽坂キャンパス新5号館/富山市福沢地区コミュニティセンター/富山市小見地区コミュニティセンター/富山市大庄地区コミュニティセンター/三重県立熊野古道センター/レイモンド長浜保育園/レイモンド庄中保育園/レイモンド向日保育園/山荘 天の里(ホテル)

■受賞歴等
公共建築賞国土交通大臣賞/和歌山県文化表彰奨励賞/グッドデザイン賞/キッズデザイン賞/日本建築学会・北陸建築文化賞/JCDデザイン賞金賞/中部建築賞/京都建築賞/こども環境学会賞 他

■2009年 オーストリア・ザルツブルグ博物館「日本の芸術」展・招待作家
■2014~2016年 紀の国トレイナート参加