初日、空。(インターン)
8月14日2018年
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今回のインターンが、私にとっては初めての和歌山県を訪れる機会。慣れない地での不安を抱えながらもこれから始まる7日間に期待で胸を膨らませていました。
海のない埼玉県出身の私は、JRきのくに線の車窓いっぱいに広がる海を見ただけでわくわくが止まりませんでした。
「これから一体どんな綺麗な景色が待っているのだろう。」
予想通り、いやそれ以上に綺麗な景色が扇ヶ浜には広がっていました。
「今日は雲がかかって夕焼けは見れないかね。」そんな会話を挟みつつ、しばらく海辺で談笑し帰路に着いた矢先のことです。
厚い雲の隙間に夕日が覗いて、遠くがだんだんオレンジ色に染まっていき、気がつけば空いっぱいに広がっていました。
雲があるからこそ見れた、なんとも趣き深い空模様。雲のせいで夕焼けが見れない、そう感じていたけれども、雲が綺麗な景色を見させてくれました。
それだけではありません。夕焼けに見とれていると、後ろから「虹」「虹」と声が上がるのが聞こえました。振り返るとそこには見事な虹の橋が架かっていました。
先程まで降っていた小雨が橋を架けてくれたのでしょう。
到着初日の天気の不安定さにうんざりしていた私ですが、「ああ、小雨も雲も、この景色を作ってくれるためにいてくれたんだ。」そう感じさせてくれました。
言葉にはしなかったものの、内心私たちインターンで訪れた4人を、田辺の街が温かく迎え入れてくれているような気がしました。
初日にして、和歌山県の好きなところが1つできました。
これからいくつ好きなところを見つけられるのか、楽しみです。
はたまさ