4日目湯川駅(インターン)

4日目は駅舎の清掃のために湯川駅へ。

湯川駅では荒井祐実さんが「nest」の作成中でした。

【荒井さんから「nest」の解説を聞くインターン】

「nest」は、湯川駅の正面を海、後ろを山に囲まれたロケーションから絶対的なものに守られている印象を、また、設置場所の元宿直室も洞穴感があり守られている印象を受けたところから母胎と結びつけ制作されたそうです。

素材はストッキングと漁師網が使用されています。

ストッキングは肌の延長・女性が使用するイメージと、手に入りやすい全方向に伸びる布で大きさが決まっているのでつぎはぎ感が出せるという理由で使われています。

漁師網はところどころに修復の跡があり、それが記号のように見え、そして漁師網は親から子へと受け継がれることから母親から受け継がれるDNAのような印象で使用したそうです。

【修復跡が記号に見える漁師網】

「nest」の中は狭くて、とても柔らかい光にと布包まれ落ち着く空間でした。

漁師網の修復跡が十字架にも見えてすこし宗教的な雰囲気も漂っており、落ち着くけど荘厳な印象も受けます。

完成間近だそうで、この後はもっとドーム型にしたり外との繋がりが持てるようなものを置きたいとのことです。

 

湯川駅は郷さとこさんの「線画プロジェクト」が描かれていました。

壁の汚れや苔を高圧洗浄機で落として行きます。

湯川駅は結構広いので掃除のしがいがありました。

綺麗になった湯川駅にトレイナートで人がたくさん訪れるのが楽しみです。