夕焼けを運ぶ
中西静香
昨年まで駅舎を生き物に見立て制作を続けて参りました。内装は特に水を意識して制作をしましたので、本年は光を意識した制作をしたいと考えております。作品に使用する和紙は障子にも使われるように、光を良く透過する素材です。その性質を利用し制作したいと考えています。
夕焼けを運ぶ
中西静香
2015年、駅舎壁面に鱗や羽を思わせる壁画を描いた中西。2016年は駅待合室内に描きました。魚や鳥には海と山を行き来する種が多々います。山と海を繋げる生き物をイメージし、駅舎を山と海を行き来する生き物に見立て、1日の中で昼と夜をつなぐ夕方の色と生き物の時間を重ねた作品です。