7日目、最終日。(インターン)
やってきました。やってきてしまいました。
紀の国トレイナートインターン最終日。
朝は初日から念願の「ケルン」で朝食を取りました。みすみす見逃し続けた末のモーニング。朝から幸せな気持ちでした。
はじめの活動は田辺市熊野ツーリズムビューローで多田さんにお話を伺うところから。
始まった経緯や今の取り組みなど始め、たくさんのお話を聞かせていただきました。私が大学で専攻している観光にまつわるお話ということで、いつもに増してメモの量が多くなりました。
「よし、これから質問するぞ。」という時に、気づくと乗るべき電車の3分前に、、
お礼もそこそこ、みんなで駅に向かって本気ダッシュ。ギリギリセーフでした。
またお話伺いたいです。
午後は御坊・紀州鉄道ダイブ。
日本一最短のローカル私鉄の線路を、自転車と勝負できるんじゃないか?と思わせるスピードで走るレトロな車両で降り立った西御坊駅。
お昼には人生初めて浴衣を着つけていただきました。帯を締めるとなんとなく気が引き締まります。
着付けをしてもらった浴衣で、昔ながらの建物が残る町を散策。なんとも情緒深いダイブでした。やはりガイドされてこそ気づくことのできる魅力がたくさんありますね。
加えて日本人、もっと浴衣や着物の文化を大切にするべきです。どうして浴衣を着ていると何かあるとなるのか。普段から着る文化であれば良いのに、、、
この類のものは始まるとあっという間とよく言うけれども、今回は本当にそれを実感しました。
それはきっとたくさんの新しい経験、出会いがあったからで。
振り返るとこの期間、
大学生活で一番人の話を聞いてメモを取ったな、
短期間で様々な人との出会いがあったな、
知らない世界にこれでもかというくらい触れたな、と。
言葉にすると儚いもので、けれども言葉にしないと消化しきれなそうな思いで頭の中がいっぱいで。
ここで終わりでなくて、ここで得られたことを整理して、取り込んで、生かしていくことに意味があって。
それは人間関係も同じで、
ここで知り合えたたくさんの方は、みんながみんな素晴らしい方々で、憧れで、その方々との関係は絶対に絶やしたくなくて、ここからどう人生の中で発展させていくことができるのか、楽しみで仕方ないです。
感じたのは、どんな人、もの、ことにも魅力があって、それに目を向けて気づくことができるかできないのか、それが豊かな人生を送れるのかということ。
自分もこんな生き生きとできる仕事をしたいなと。ほんの少しの間しか関わっていないのにこんなに心動かさせられて、そんな人たちはきっと毎日が幸せで溢れているんだなと。
こんなことを考えながら、後ろ髪ひかれる思いで、くろしおに乗り和歌山を後にしました。
7日間という少ない時間で色々な魅力を発見できたインターン。
これからもトレイナート、田辺市に色んな形で関われたらと思います。
楽しい楽しいインターンでした。
(はたまさ)