ひょうひょうと

鮫島慧

この駅にある小さな駅待合室では、電車を待つ私たち「他人同士」がこの部屋で共に時間を過ごしている。この会期中にここで何かが起こるかもしれないし、何も起こらないかもしれない。同じ状況が共有されていることが重要なのだ。