『ローカルディレクター 芝ゆかりのトレイナート旅』串本~新宮編

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はじめまして!紀の国トレイナートのローカルディレクター・芝ゆかりです。

いよいよ今年度のトレイナート企画もぐんぐん動きだし、私もローカルダイブ担当として総合プロデューサーの廣本さんや実行メンバーの皆さんと一緒に、色んなまちの魅力を発掘すべく旅しています。

これからこちらのページで、御坊~新宮沿線のまちを訪ねるローカルダイブのようすを報告していきますね!

3月にはロケハン班と一緒に那智勝浦・新宮へ行きました。
当日はあいにくの大雨でしたが、熊野には雨がとても似合う、というか雨の風景があってこその熊野と思ってます(笑)

和歌山はどこも海がきれいだけど、すさみあたりから南はさらに海の色が深く、岩場が荒々しく、海の風景が違う。

車窓から見える景色。南に進むにつれて岩場が多くて雄大な雰囲気。
ドアなどに登場するパネル。すわって、はしごで、おりるパンダが可愛すぎる。
串本に入ったあたりの風景。
漁港がたくさん見えてきます。

いったん串本で休憩。駅前を散策しました。

大タニワタリ自生の最北端です。
駅前商店街が良い味出してる。
お昼は「TSUBAKI」さんで。ボリュームたっぷり!
素敵な店内でお客さんいっぱいです。

個人的に串本から新宮までは初めての電車旅で、その光景にくぎ付けでした!!

かのタモリさんもかつて紀勢線に乗った時、「(南へ向かう電車の)田辺あたりから海の景色が現れ、海好きの僕にはたまらん」とコメントしてたとか。
本当に、それくらい車窓から広がる景色は魅力的です。

那智勝浦では駅前のHanai″ハナイ″さんというスペースで「紀南フィルム」という団体の方々が開催している写真展にお邪魔しました。

紀伊勝浦の目の前、旅館わかたけさんのお隣のイベントスペース「hanai」さん。

会場はたくさんの人。20~30代のメンバーなど、たくさんの若い世代で賑わってました。写真に写る紀南の景色もすばらしい。

展示写真もどれも素敵でした!

むむむ・・・那智勝浦、新しい動きがたくさんあってすごい!

そして新宮駅にも。

昭和チックな看板。
今はもう走ってないですが、くろしおに乗っていたパンダシートがお出迎え。
トレイナート作家・番留京子さんの八咫烏。
向こうのホームにも作品が!

新宮駅はたくさんの絵や作品が展示されてたり、いろいろ楽しい駅舎でした。

そして新宮駅からの帰りの特急は「南紀」号。

JR西日本では見かけない車両。

なんとJR東海管区の電車でディーゼル車。三重から那智勝浦まで走ってるんです。知らなかった!!

近未来チックな照明。足元が高くて快適。

見慣れない車両とディーゼル車の乗り心地に思いがけず大興奮でした(笑)

近いようで遠い和歌山県内。
今年もトレイナートによって、鉄道がいろんな景色や文化を結んでいくんだなと思うと、すごくワクワクする旅でした。