じてんしゃ

深尾尚子

自転車型クッキーをイメージした作品です。
「駅」において自転車は、旅人にとっては「旅をするためのもの」であり、住人にとっては「家に帰るためのもの」です。三輪崎駅から少し走れば海があり熊野古道がある、一方で家があり家族がいて 生活の拠点がある。そんな双方の存在が交差する場所として駅をとらえ、三輪崎駅の先に広がる世界やそこで生まれる物語を感じるような作品を目指します。
「大きなクッキー」というポップな印象の作品に地域の人々・訪れた人々の両方が親しみを感じ、交流の拠点になることを期待します。