船が見た夢

林憲昭

作品は、海の中に沈んだ船（エルトゥールル号をイメージ）が、海の底から水面を通じて地上を眺めていたら見えるだろう風景を表現します。海の生き物、水面の波のうねり、そして、地上の草木。記憶は折り重なり、一つの青色の織物のように見えることでしょう。
2011年串本町樫野崎「日本トルコ友好120周年記念式典」、2015年和歌山県立紀南図書館（BIG-U）にてインスタレーション展示した作品を串本町の入り口である串本駅にて、再展示します。