『ローカルディレクター 芝ゆかりのトレイナート旅』御坊編その2
御坊を歩いた日の記録、続きです!
紀州鉄道の終点「西御坊」駅に降りたらそこは歴史ある町並みが続く寺内町。
御坊の町は本願寺・日高別院ができたことにより発展してきたそうです。(「ごぼう」という面白い地名もここから)
まずは由緒正しい小竹八幡神社にお参りしてから歩く!
人はほとんど歩いてないのですが、古い建物が建ち並んですごくいい感じ。
町の中に「下川」という小さな川が流れていて、これは水路として使われていたそう。川沿いには路地もたくさんあって、路地マニアとしてはついつい興奮してしまいます(笑)
「堀河屋野村」さんという老舗のお醤油屋さんでは奥様とお話させてもらいました。
堀河屋さんはもともと廻船問屋さんから醤油の醸造元になられたそうですが、ルーツは京都で、本願寺が御坊に建てられる時にやってきたのでは?とおっしゃってました。御坊の町の発展とともに暮らしてきた旧家なんですね。
商店街の方に行くとまたレトロで昭和な雰囲気が漂っていて、看板とか見てるだけでも面白い!すごくいい看板コレクションができそう。
前からファンだった「まるきん」というお肉屋さんには必ず立ち寄ります。
その場で揚げたてのメンチカツを歩きながら食べたら、じゅわーっと肉汁があふれ出て感動しますよ!
もともとは林業家さんのお屋敷だったという「旧中川邸」の建物はギャラリーとお蕎麦屋さんになっていて、豪華な建物の中を見ることもできます。
ひととおり町を散策したあとは西御坊駅近くの「喫茶みはる」で休憩。(ここ、同じエリアなのに実は御坊市じゃなくて美浜町なんです!)
そしてまた西御坊の駅から紀州鉄道に乗って帰ります。
電車の本数が1時間に1本程度なので、逃すとそのあとの乗り換えの予定が狂いますのでお気をつけて(笑)
それにしてもローカル鉄道で行く旅は楽しすぎて大興奮間違いなしですよ!!紀の国トレイナート開催期間中にもローカルダイブ開催予定です。ぜひご参加くださいね。